先日Linux上でPythonのプログラムを開発していた時にディレクトリの中の画像ファイル一覧を取得したいなあと思う事がありました。
ディレクトリの中にはテキストファイルや、csvファイルが同時に含まれていたのですが、画像ファイルの一覧だけをリスト化したいなあと。
という事でどうやって解決したのかをここに記して置こうと思います。
import commands
jpgList = []
jpgList = commands.getoutput("ls targetPath | grep *.jpg").split("\n")
osモジュールのlistdir()メソッドとかでもディレクトリとファイルの参照が出来るようですが、使い慣れたbashの出力をそのままゲット出来るcommands.getoutput()メソッドの方が便利だなと私は感じました。
このメソッドに文字列を渡すとカレントディレクトリでシェルコマンドを実行、返り値を取得する事ができます。
次のsplit()メソッドがキモなのですが、lsの返り値は”\n”で区切られています。
適当なファイルのあるディレクトリ内で
ls > result.txt
less result.txt
とやってみれば改行がIFS(内部フィールド区切り文字 (Internal Field Separator))となっている事が分かると思います。
よって、split(“\n”)で改行によって分割、リスト化してあげればlsの返り値を簡単にリスト化する事が出来るというワケです。
読者諸兄におかれましては蛇足となりましょうが、 ”| grep *.jpg” によってファイル末尾(拡張子)が”.jpg”のファイル群のみをリストアップするようにする事でjpgファイルらのみをリスト化しております。
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