Windowsの縮小専用とか、その他画像をドラッグアンドドロップで縮小する系のソフトウェアは総じて縮小後に何故か彩度が落ちます。
そのため、筆者の様にカメラを趣味にしているものはそれらのソフトを使う気にならず、わざわざ重い画像処理ソフトを立ち上げて縮小しなければならなかったのですが、この度ImageMagickは色落ちしない事が判明しました。
そこで、ImageMagickを使って一括で画像を縮小処理する方法をご紹介します。
目的のディレクトリに移動した後に
ls *.jpg | xargs I@ convert -resize 1280x1280 -unsharp 0.125x1.0+1+0.05 -quality 80 -verbose @ @-resized.jpg
を実行するだけです。
あとはディレクトリの中を覗いてみると、縮小された画像は「ファイル名-resized.jpg」という名前で保存されています。
なお、1280xの値を変更する事で、アスペクト比は保ったまま指定したサイズに縮小が可能です。
1280×1280とすることで長辺1280の画像が生成されます。
qualityオプションは80に設定していますが、筆者としては80くらいがちょうどよいと感じました。
この値を低く設定しすぎると、Jpeg特有のブロックノイズが目立ち始めます。
また、100にすると画像サイズを縮小してもデータサイズがかなりデカイという事になってしまい使い勝手が悪いです。
unsharpオプションの値は複雑なので、一度調べてから変更する事をおすすめします。
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